真空管式カーオー ディオ計画 第2号 組み付け編(2011.12.11)
やっと完成(2011.12.11)
 
 車に実装しても、やはり問題が発生しました。車から出ているアクセサリー回路の配線が細いのに加え、消 費電流が大きいため、DC-ACインバータを後部座席の後ろに設置したのでは、電圧降下が大きく、エアコンを使用するなどすると、すぐに インバータから電圧低下を知らせる警告音が出てしまいました。そこで、修理工場に依頼してバッテリーからアクセサリー回路のONに連動し て供給されるDC12Vの太い配線をオーディオ専用に1本追加してもらい、そこに、DC-ACインバータを接続しました。また、DC- ACインバータを助手席の前に設置し、配線距離を短くしました。この対策の結果、電圧降下の問題はなくなりました。椅子のすぐ前なので、助手席に座る際にも邪魔になりません。

 完成版 回路図  パワーアンプ プリアンプ 電 源部

 完成後、すぐに1時間ほど試運転をしてみました。DC-ACインバータのケース外側の温度はあまり熱く なっていませんでしたので、当分はマットの下でも大丈夫そうですが、夏場には心配なので、マットとの間に空間を取る仕組みを検討する必要 がありそうです。後部座席後ろの荷物スペースには、パワーアンプと電源部が置かれているので、大きな荷物を積むことはできませんが、通勤 程度にしか使用しない車なので、問題にはなりません。

助手席前に設置したDC-ACインバータ
アルミ板にねじ止めし、アルミ板はマジックテープでフロアに固定しています。

マットをかぶせれば目立ちません
夏場の熱対策を検討する必要があります。


運転席まわり
今回はアルミ色のパネルにしてみました。


後部荷物スペースに設置したパワーアンプ部と電源
装置をアルミ板に固定し、アルミ板をマジックテープでフロアに固定しています。


運転席まわり夜景
周囲が暗くなるとヒータの明かりを認識できます。

1時間ほど試運転した後もB電圧に変化はありませんでした


その1 電源の製作へ
その2 プリアンプの製作へ
その3 パワーアンプの製作へ

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